「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法 小松公夫
☆親が子供に勉強しろと言わないほうが子供は勉強する
目次
第1章 できる子はここが違う!
第2章 できなくなるには理由がある
第3章 著者の子育て奮闘記
第4章 中学受験性を教えた経験から
―中学受験を戦うために親がやるべきこと-
第5章 多くのエリート志望者と接して
第6章 社会の人間として「できる力」を身に付ける
Amazon⇒「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法 (PHP新書)
評価(5段階)Amazon・楽天ブックレビュー・他書評サイト・+私の独断と偏見で決めています
読みやすさ:★★★☆☆
面白さ(興味深い)★★★☆☆
おすすめ度★★★☆☆
実行できるか?★★★☆☆
補足:私はとてもよい本だと思うんですがアマゾンの評価があまりよくなかったです。
「勉強しろ」と言わずに子供に勉強させる方法は一つも見受けられませんでしたという意見が多かったです。
この本は上の子の時に購入した本ですが、結局、読まずじまいになってしまい、下の子が中学生になって今度こそは引っ張りだしてきました。
Amazonのレビューをみると評価がイマイチなんですよね。
「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法と書いてあるのに、具体的な方法が書いてないという評価でした。
そもそも、子供に勉強させる方法なんてあるんでしょうかね?
俄然、興味が湧いてきたので、引き続き子供を勉強させる方法が書いてある本を探して比べてみようと思います。
「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法 はどんな本なのか?
この本ではどういう子が自分で勉強する子になるのか?か書かれています。
著者は大学時代からおよそ30年間、中学受験性を皮きりに、医学部受験性、司法試験受験生、ロースクール受験生を指導してきた受験のプロです。
その著者が多くの受験生と接して伸びる子と伸びない子の差異はどこにあるのか?
それは本人の知性、成育の環境、ご両親の特性、職業とどんなかかわりを持っているのかを詳細に分析、検討した生きたデータから導き出されています。
この本で私はたくさんの気づきをもらいました。
子供の将来のことを心配して先回りしたり、勉強しろとガミガミすることは子供には全く効果がないばかりか、やる気まで奪ってしまう^^:
親や学校の先生との関りがこんなに子供に影響をあたえてしまうのか?実例が載っていてわかりやすかったです。
親は放任でもダメ、過保護でもダメ。
子供の特性をよく理解してやっぱり温かく見守ることが大事なんだなと思いました。
それに子供には具体的な目的・目標をもたせてあげた方がいい。
できたら将来の進路や夢などについて親子で話せればいいなと思いました。
著者が自分の子供に言っているただ一つの事は、「社会から必要な人になりなさい」ということだそうです。
こうやって読んでいると、大人にも当てはまる内容になっています。
継続が大事だよとか。
はたして、親の私ができているのだろうか?^^:
沢山の事例を交えた内容に考えさせられました。
「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法 私はどう実践していくか?
中学校に入って、部活は一生懸命やるけど、勉強にはイマイチ身が入らないうちの子。
最近ではついつい「勉強したの?」「勉強しなさいよ」と言ってしまっていました。
でもこの本では、勉強しなさいという言葉に子供はいちばんやる気を失うと書かれていました。
しかし、ほめ過ぎてはいけないと。何でもかんでも褒めると子供はわかってしまう。
的確に褒める。
ということで、今回のテストで実践。
社会はよくできた子供に
「社会、頑張ったね~。よく覚えたね。」とべた褒めしつつ「漢字や単語が書けないのはもったいないね。これは練習したら○○ちゃんなら絶対できるよ。そしたら国語も英語もすごい点数とれちゃうね」
いつもなら、なんで書けないの(怒)と怒るところを我慢してみました。
毎日、10問づつ単語テストをつくったらやる?って聞いたら「やる」と言ったので、単語の勉強は一緒にやっていこうと思ってます。
親が関心を持つことも子供にとって大事なこと。
怒らず、的確に褒めるを実践したいと思います。