嫌われる勇気 岸見一郎、古賀史健 書評です。
☆すべての悩みは「対人関係の悩みである」byアドラー
目次
第1夜 トラウマを否定せよ
第2夜 すべての悩みは対人関係
第3夜 他者の課題を切り捨てる
第4夜 世界の中心はどこにあるか
第5夜 「いま、ここ」を真剣に生きる
Amazon⇒嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
評価(5段階)Amazon・楽天ブックレビュー・他書評サイト・+私の独断と偏見で決めています
読みやすさ:★★★★☆
面白さ(興味深い)★★★★☆
おすすめ度★★★★☆
実行できるか?★★★☆☆
女子スキージャンプの高梨沙羅さんがスランプの時期に自分の気持ちを変えてくれた愛読書として紹介していました。
本の内容と感想
人に気を使ってばかりで疲れている人
人に嫌われたくないから自分を殺して我慢している人。
嫌われる勇気というタイトルを見て、この本が気になっている人も多いですよね。
この本はアドラー心理学をわかりやすく哲学者と青年の対話形式で解説しています。
全ての悩みは対人関係の悩みである。
アドラー心理学は勇気の心理学。
トラウマは存在しない
自由とは他者から嫌われる事である
他人の人生を歩くな
など、どういう意味なんだろうと考えさせられることがたくさん。
多くの人に支持され、皆が抱えている悩みを解決してきた1冊。
本の中の青年と同じように、時には反発したり、なるほどと納得したり、考えさせられたり。
哲人との対話を楽しめる本です。
過去でも未来でもなく今を生きる。
自分のこと以外はどうしようもないんだ。
変えられるのは自分だけなんだと改めてかんがえさせられました。
読んでいる時は実はモヤモヤすることも多かったです。
でも読み終わると不思議と安堵するというか
自分の人生をしっかり歩もうという思いにさせされました。
哲人は「他社に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、何をしてもいい。
嫌われる人には嫌われ、自由の意生きて構わないといってます。